いよいよ大詰めであります。The Gazpacho theater第一回公演。日本での演出公演は初めてです。海外というか私が公演したヨーロッパの国々と大きな違いがあり過ぎて戸惑っております。海外にいる時は舞台監督さんなんていなかったし、音響も友達、又は劇場の人に頼んで、照明は公演前にチャチャッと合わせて後は、照明さんに勝手にいじってちょうだいでおまかせだったw
かなりざっくりでした。路上公演で慣れてたのと、照明や、音響とかなるべく機械物を使いたくなかったし、暗転なんて無かったから出来たんだと思いますが。。。
そういえば日本の舞台って暗転が多くないですか?2回暗転に入ると完全に舞台に集中できないと言うか、現実に引き戻され飽きてしまうのは私だけでしょうかいつから暗転が出来たのか不思議に思う
照明も演劇の始まった頃はロウソク等火の光か、太陽か月の元で行っていたため、照明による演出効果は限られていたのに。音楽は楽器を奏でていただろう。映像なんて絶対なかった。それでも観劇した人は楽しんだと思う。きっとそれで十分なのに、今は機械物を多く使いすぎて、演出ばかりが目立ち役者が記憶に残らない。現代の演劇はもっと原点へ戻るべきだと思う。演出家主体の舞台ではなく役者主体の舞台に。きっと歌舞伎が演劇の本質、原点であり、まだまだ学べる要素が沢山ある
あー歌舞伎見に行きたい。。。
今日も通し稽古、明日も通し稽古、そして小屋入り。
「旦那様は”釣り”にお出かけ」
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