古典

映画やドラマなどでごく稀に、子供から大人に変わる世代、年齢の役者が出ているとやはり魅力的に見える。滅多にお目にかかれないが、記憶に残るのは『誰も知らない』の時の柳楽優弥さんとか。
世阿弥の『風姿花伝』は素晴らしい本だと思う。その時代の役者を"幽玄"と言い、説明まで書いてある。1400年代の本が今の演劇にも通じると言うか、的を得ている。
人間の身体表現は600年以上経った今も変わらないのだろう。
ギリシャ悲劇のプレゼンでオイディプスを演じた私に、師フィリップが
『映像演技なら今ので良いと思う。しかし役者として生きていきたいのなら、全然駄目だ。』
その時はフィリップの言う正解と不正解の演技の違いが分からなかったが、
誰もが出来ることをするなという事。
それと演じている役者の魅力が見えなければ不正解という事。
自分にしかできない事、さらに観客から愛される役者の道を探すのが演劇学校のあり方だと思う。
日本は演出家が一番偉いと言う。
私は基本演出家の言う事を聞かないがw
演出家の考えを押し付ける人が多い!
役者の個性や、魂を殺している事にきづかないのだろうか。。。
日本には能や歌舞伎、世阿弥の『風姿花伝』など素晴らしい物がある。新しいのも良いが古典こそが面白い!海外の真似をするのではなく、まずは日本の伝統芸能に学ぶ事が良い。

2016年9月に投稿したザ・ガスパッチョエンタープライズの記事一覧

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