楽しむ

演劇というか、演技について相談されることがあります。

もちろん、相談する位だから今の自分、演者としての自分に行き詰っているから聞いてくるのでしょうが。

話を聞くと、結構みなさん色々な勉強をされている。

勉強をしているというか、沢山の本を読んで沢山の知識を持っている。

しかし勘違いしないでほしいのが、本をいくら読んでも演技は上手くならないよという事です。

私は図書館も好きです。いろんな本を読む事は知識を増やすのにすごい近道だと思います。

でも知識を入れすぎると考え方が硬くなって、自由に演技が出来なくなるとも考えています。

演技する上で大事なのは知識よりも自分が何を感じるかだと思います。

悲しい演技も怒った演技も自分がどうのように楽しめるかだと思います。

楽しみ方は人それぞれ違うので、それが個性になるのだと考えます。

「僕はこの演技楽しんでます」

と言う人もいるけど、楽しみ方が相手に伝わって無いのは、プレジャーが足りないか、

本当に楽しんでいないか。

いくら楽しんでも観客に伝わらないと、舞台に上がる必要はありません。

また楽しんでいると思っているのか、それとも感じているのか??

演技を楽しむことは何百年も前から続いている役者と言う職業で、今後も変わらない一番重要な要素だと思います。

 

2016年8月に投稿したザ・ガスパッチョエンタープライズの記事一覧

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